にくの主に宝塚ブログ

主に宝塚歌劇についての愛と境界悪性卵巣嚢腫羅患記録。土日祝お休みの平日更新ブログです。

【漫画】東京ラブストーリー【柴門ふみ】

3ヶ月ぶりに2人同時に登校し、長かった閉じこもり期間が終わりました。当に気分爽快。こんにちは、にくです。いつも、当ブログをお読み下さりありがとうございます。

by カエレバ

そんなワケで、東京ラブストーリーの原作を初めて読みました。

※青春時代を思い出した夫がメ○カリで購入したので。

30年前の漫画ですが、時代錯誤と云う感覚の違いの様なモノを私はほとんど感じなくドキドキハラハラを感じつつ楽しく読むことが出来、また主要キャラクター4人もそれぞれの魅力があり、「なんであいつあんの事すんの!?」みたいなのが無く、全ての伏線を拾い上げてあって、読了感がとても良かったです。素敵な作品です。

現在では無いな。と感じる所と云えば現在当たり前にあるスマホが自宅の固定電話である事や、勤務中に私用電話や来客があったりする所位でした。

 

先日、こんな事も書きました

www.nikustyle.com

 

 

www.nikustyle.com

 

 

www.nikustyle.com

 

1991年、2020年と2度実写ドラマ化されている作品と比較してみると

2020年版は原作に近い内容となっていて、1990年版は当時流行のトレンディドラマっぽさをふんだんに取り入れられた様な構成になっていると感じました。

 

ドラマ版には無い原作にはとても重要なエピソードがありまして

※カンチ、さとみ、三上の高校時代の同級生でアズサと云元気で奔放な女の子が居まして。

三者三様に繋がりがあって、カンチに至っては告白され振った事があり、三上くんも体の関係があった時期があって(同じ高校で三上以外にも10人以上も)、さとみはアズサの不純異性交遊を学校に告げ口したと思われたまま。(実際は告げ口していない)高2の時に彼女は自殺している。

 

各々そういう過去があって、其のアズサと少し似たリカに東京で出会い、カンチが恋愛関係になり・・・

ラストの方で、カンチがリカを追いかけて愛媛に行った理由が、アズサの自殺と関連付けされていて、さとみも其れを納得しているし

ドラマで帰国子女でちょっと変わった子みたいな位置づけだったと私は感じていたリカの言動も、原作では何故そうなのかと云う、はっきりと理由付けがされていました。

※アフリカ育ちで自由奔放、まっすぐ。男性関係は巧くいきそうになると急に壊したくなるメンヘラ。其の理由は両親との関係かと思いますが其処までは描かれていない。

 

ドラマ版を見ただけでは、カンチがさとみを振り切ってリカの元へ行ったのは、カンチが優柔不断でまだまだリカに未練があったから

「なんだ其れ!?カンチ!!??やっぱりカンチはこの物語の中では、馬鹿な役回りなんだな」

っと納得していた所でしたが、原作を読むと全然そんな事がなくて、

動物の世話や扱いが上手で優秀なサラリーマンで、さとみも全然根暗な感じじゃなく真面目で利発な優等生で、、三上くんは淋しがり屋のロマンチスト

と言う印象でした。

 

しかし、1991年のドラマは、そんな馬鹿な役回りをしたカンチを織田裕二さんが真面目にひたむきに演じ、ただひたすらKYなリカを鈴木保奈美さんが美しくキュートに演じ、根暗なさとみちゃんを有森也実さんがじっとりと演じ、チャラチャラの三上くんを江口洋介さんが爽やかに演じ、何も考えずに頭空っぽで演者のビジュアルだけでも楽しめる雰囲気だったのが当時の若者に絶大な支持を得たワケで

 

原作の通りに、リカがメンヘラで其のリカに似たアズサが自殺している、と云う重たい理由が其処に追加されていたら、あんなに一世風靡しなかっただろうなっと感じます。

 

2020年版は、原作も1991年版でも控えめで大きい存在として描かれているリカとカンチの上司、和賀氏(演:西岡徳馬眞島秀和)が焦燥してカンチとガチンコすると云う痛恨のカッコ悪さ。

と、カンチがさとみを突き飛ばして愛媛のリカの元へ行くと云う酷さ。

と云うマイナス点はありましたが、世界観やリカが優秀な所もきちんとフォーカスされていた所が良かったです。

 

そんなワケで、三者三様(原作、1991年版、2020年版)の良さはそれぞれありますが、リカの去り際は、どれもリカっぽくて素敵でした。

 

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