にくの主に宝塚ブログ

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【映像観劇】凱旋門

昨日は、楽しみにしていた夏まつり&花火大会が台風の影響で中止になりました。残念。こんにちは、にくです。

いつも当ブログをお読み下さりありがとうございます

 

 スカステで放送されていた2018年雪組東京千秋楽公演の映像を見ました。

 

大劇場で一度観劇したのですが、ゆるゆるとストーリーが進む感じ(そう感じた)と轟理事の喉調子についていけなかったのか、恥ずかしながら結構な時間を寝てしまい、気づいたらジョアンが瀕死と云う非常に勿体無い観劇でした。

 

スッキリさっぱりの終わり方

そんなほぼ初見の様な中、物語はおこちゃまには理解出来ない大人の事情や感情、色々な背景が複雑に絡み合っていて、最後に其れがするりと解けてスッキリし「ええモン見せて貰いました」と云う感じ。

ヒロインは貴方が居ないと生きていけない系にも関わらず天然に二股するおバカちゃんです。絶対友達居なさそう。

幸せになったカップル(あーさ×みちる)も居ましたが、大凡悲劇。

それでも、ヒロインは殺されますが問題点は全て解決し(た様に感じ)、見終わった後に心を抉られる様な負の感情は無く、コレで良かったよね(主人公は収容所に送られるけど)、と言う印象でちっとも退屈しませんでした。

大劇場で見たアレは何だったんでしょう?と言う位、とても良かったです。

あの時の自分を叩き起こしたいです。馬鹿!私!!

 

納得の主演:轟理事

理事主演の公演は何度か見たことがあったのですが、凱旋門での彼女のラヴィックは別格でした。

声の掠れ具合や、焦燥感の出し方、長年の男役経験と年齢(タカラジェンヌは年齢非公表ですが)が無いと彼女の様な、リアルだけど本物の男性とは違う「男性像」を出せないと感じました。

文字通り、格が違うと言う理事の凄さを思い知りました。

巷では、大劇場に理事降臨!とか少し迷惑がられている節もあるかと思いますが、コレは理事降臨がとても意義のある事だと思いました。

 

だいもん(望海風斗)もすげぇ

そんな格の違う理事の親友でドアマン・ボリス役のだいもん。

理事とは、やはり格の違いを感じるのですが、だいもんの男役も理事に負けず劣らず、だいもんの年齢に合った、今のだいもんにしか出せない男役としての魅力を最大限に引き出した究極の男役でした。

当たり前ですがちゃんと親友に見えした。

そして、小声で電話する台詞もきちんと聞き取れる所を始め、言うまでもなく歌の良さまで、全てがとても丁寧で素晴らしかったです。

理事から学ぶ事が多かったのでしょうね。

 

ヒロイン(ジョアン・マヅー)の真彩ちゃん(真彩希帆)

恋人を亡くした2週間後には、別の男に貴方無しでは生きていけないとか言う移り気で重たい系なのに、天然に二股をして其れを悪びれない無邪気な馬鹿女。

描かれ方によっては胸糞悪い女ですが、真彩ちゃんのジョアンは、天然で可愛らしい所しか見えませんでした。

結果的(ジョアンはラヴィックが死んだと思っていたので)に、そういう所が魔性の女にさせてしまったのですが。

難しい役ですよね。真彩ちゃんグッジョブ!

 

アンリ役・咲ちゃん(彩風咲奈)

映像で始めてアンリがDV男だったと知りました!

こういう時代の銃殺なので、てっきりゲシュタポ辺りに狙われてジョアンが死んだと思っていましたが、アンリが撃ったんですね!

ジョアンが、知り合い望むものを与えられる相手がDV男のアンリであった事も不幸で悲劇の一因。

この三角関係なら、この終わり方でしか話の結末としてはしっくりこないと感じました。

そんな重要な役の咲ちゃんは出番が少なかった印象で到底DV男には見えませんでしたが、本来DV男とはそういうモノ、羊の皮を被った狼。咲ちゃんグッジョブ!

 

 

 

故・柴田侑宏先生が素晴らしい

小説を原作にしていますが、この登場人物にしてこの相手役がこうなって・・・と言う、全ての事項が少しずつ巧く繋がっていて、最後になるようになった。

と、とても緻密に計算されたストーリー展開にとても関心しました。素晴らしい!

 

神々の土地との対比

突然ですが、上田久美子先生の「神々の土地」もとても緻密に計算されたストーリー展開に関心したのが記憶に新しい所ですが、こちらの演出はとにかく静かで澄みきった様に美しい事。

其れに対して凱旋門の謝先生は、都会の砂埃が舞い上がって煙臭く男臭い印象。

ストーリー展開が同じジャンルでも演出家によって、仕上がりが全然違うと言うのも面白いな、と思ったのでした。両作品とも見応えのある作品です。

 

 

 

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